⻭の治療はなぜ1回で終わらないの︖

⻭医者に治療に⾏くと、通院が1回では終わらず、場合によっては治療が⻑期にわたり⾯倒で途中で挫折してしまう⽅もいらっしゃします。
⻭の治療は1回で終わらないものも多く、また最近では治療が終わっても定期健診に来てくださいと⾔われることがあるかと思います。
なぜ何度も通わなくてはならないのか、治療内容や定期健診の重要性をお話しま。

⾍⻭の治療

⾍⻭の治療と⼀⾔で⾔っても、⾍⻭の進⾏の段階により治療⽅法は様々です。

C0(シーオー)︓⾍⻭になりかけている初期段階の場合は、様⼦を⾒ます。正しい⻭の磨き⽅を⾝につけ、フッ素などにより⻭の再⽯灰化を促し、健康な歯にします。定期的に経過を観察します。

C1(シーワン):⾍⻭部分を削り、⽩いプラスチックの詰め物を⼊れて治療をします。基本的には1回の治療で完了します。

 

C2(シーツー)︓C1に⽐べて削る量が多くなります。型を取り、詰め物を⼊れます。詰め物を作るために1〜2週間必要です。詰め物が出来上がってくる間は仮の詰め物をしておきます。


C3(シースリー)︓神経の治療が必要です。治療の期間も⻑くかかります。⻭の中をきれいにしながら、⼟台や被せ物の型取りや制作の期間が必要です。

 

C4(シーフォー)︓神経の治療で治る場合もありますが、治らない場合は⻭を抜かなければなりません。インプラント、部分⼊れ⻭、ブリッジなど患者様それぞれの
お⼝の状況に合わせた治療⽅法があります。治療の種類により期間は異なりますが、インプラントなどは半年以上と⻑期にわたります。

⻭周病の治療

⻭周病の治療は、主に下記の様な内容になります。

プラークコントロール
できるだけプラーク(細菌)の量を減らして、⾃分の⻭や⻭⾁など⾝体に悪い影響出ないようにプラークの増殖を抑制するプラークコントロールの重要性やプラークをため込まない⽅法の指導します。

⻭ぐきの状態を改善
溜まっている⻭⽯や⻭垢を繰り返し取り除き⻭ぐきの状態を改善していきます。⻭周病の状態により個⼈差はありますが、1度では終わらず⻭ぐきの状態を⾒ながら進めます。

ミクロレベルでの治療
当院では3200倍という医療⽤の顕微鏡を使い、⾁眼ではわからない細菌の状態を調べます。特定の菌が発⾒されたら、その菌に特に効果のあるお薬を処⽅する場合があります。
ミクロレベルでの治療も⾏って⻭周病の原因となる菌を根本から減らし、⼝の状態を改善していきます。

●  定期的なメインテナンス
⻭周病治療後は、定期的なメインテナンスを受けることで、⻭周病だけでなく⾍⻭などさまざまなお⼝のトラブルを予防していきます。

⼀般的な⾍⻭治療や⻭周病治療についてご紹介しましたが、これだけでも1度で治療が終わるものはほとんどありません、⾍⻭の初期段階で1度で治療が終わったとしても、⾍⻭の再発防⽌や、⻭の健康を維持するために定期健診をおすすめしております。
⻭科の定期健診は2〜3ヶ⽉に1回のことなので、年間にしてもわずか数回です。⻑い⽬でみると、その⽅が治療回数も費⽤もかからずに済む場合が多いです。
悪いところを治すより、悪いところをつくらないことが、治療回数を増やさないだけでなく将来のご⾃⾝の健康のためにも重要になります。

参考
テーマパーク8020
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index_05.html

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