継続的な口腔ケアのカギ“担当衛生士制”とは?

担当歯科衛生士

歯科医院は、治療だけでなく、健康な歯を守るための“予防”の場でもあります。そして予防の中心的な役割を担うのが歯科衛生士です。

当院では、「担当衛生士制」という仕組みを取り入れています。これは、1人の患者さんに対して、1人の歯科衛生士が継続してケアを担当する制度です。この制度には、患者さんにとってたくさんのメリットがあります。

今回は担当衛生士制についてご紹介します。

 

担当衛生士制のメリット

  1. 信頼関係が築ける

毎回違う人に口の中を見られるのは、少し緊張しますよね。

でも、毎回同じ衛生士が担当することで、話し方や人柄に慣れ、自然と信頼関係が築かれていきます。ちょっとした世間話ができるようになると、通院もずっと楽になりますよ。

 

  1. ケアが一貫する

お口のクリーニング

お口の状態は人それぞれ異なります。

担当衛生士制なら、前回の記録をふまえて、同じ視点で一貫したケアが可能です。「今回は少しこう変わっていますね」など、経過に合わせたアドバイスも受けられます。

 

  1. 相談しやすい

「こんなこと聞いてもいいのかな?」という疑問も、顔なじみの衛生士なら気軽に相談できます。

患者さんの性格や生活習慣も把握しやすく、より的確なアドバイスができるのもポイントです。

 

  1. 小さな変化も見逃さない

わかりやすい説明

お口の中は、日々少しずつ変化しています。

同じ衛生士が担当することで、「歯茎が少し赤い」「出血が増えた」など、わずかな変化にも早く気づくことができます。

 

安心して長く通える歯科医院を選ぶなら

歯磨き指導

歯科医院は「痛くなってから行く場所」ではなく、「痛くならないために通う場所」へと変化しています。

定期的なメンテナンスを続けるには、通いやすさや信頼感がとても大切です。

もちろん当院でも早くから予防中心型の治療に取り組み、担当衛生士制を採用しています。

現在1ヶ月に来院される患者様の約4割がメインテナンス(クリーニング・口腔健康管理)で来院されます。また、厚生労働省指定の口管強(口腔機能管理体制強化加算)の施設基準を満たした歯科医院であり、健康保険の適用範囲が拡大されています(詳しくは「当院の特徴」をご覧ください)。

歯科医院選びに迷ったら、このようなポイントも選択肢のひとつにしてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

今回は、担当衛生士制についてご紹介しました。

「歯医者は緊張する」「通うのが億劫になってしまう」と感じている方こそ、いつも同じ衛生士が対応してくれる安心感や信頼感がある、担当衛生士制の歯科医院を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

継続的なケアの中で小さな変化にも気づいてもらえたり、自分に合ったアドバイスを受けられたりと、あなたのお口の健康を長く支えてくれる心強いパートナーと出会えるでしょう。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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