口内炎は歯科医院でも診てもらえるの?

口内炎はお口や粘膜の周辺に起こる炎症です。口内炎の原因は様々ですが、歯科に関わるものもあります。今回は口内炎の主な原因や歯科医院で行う口内炎の治療についてご紹介します。

口内炎

口内炎の原因

口内炎の原因は、疲れやストレス、栄養不足、不規則な生活、免疫の低下、口の中を噛んでしまう、ウイルス性のものや病気の影響など様々です。歯科に関わる原因としては、お口が不衛生だったり、詰め物・被せ物や入れ歯、矯正装置等がお口の粘膜に接触するなどの影響で口内炎ができることがあります。

 

歯科医院での口内炎の治療や対応

レーザー治療

レーザー治療

口内炎の表面に歯科用のレーザーを当てることで、口内炎の痛みを抑えたり、口内炎の治りを早くすることができます。

 

塗り薬の処方

軟膏を口内炎に塗ることで、炎症を和らげたり、外からの刺激を伝わりにくくし、早い改善を促します。

 

詰め物・被せ物、入れ歯や矯正装置の調整

詰め物や被せ物、入れ歯や矯正の装置が、粘膜に接触する等の影響で口内炎ができている場合は、接触しないように調整をします。

 

お口の清掃

歯科定期健診

お口を清潔に保つことは、虫歯や歯周病予防だけでなく、口内炎の予防にもなります。ご自身で行う正しい歯磨きなどのセルフケアもお伝えします。

 

口内炎の状態や口腔がんの疑いがある場合は専門医をご紹介するケースもございます。

 

口内炎の予防について

自分のお口への関心

最初にもご紹介した様に、疲れやストレス、栄養不足、不規則な生活、免疫の低下なども口内炎の原因となってしまいます。口内炎を予防するためには、お口の中を清潔に保つとともに、健康的な生活を心がけましょう。

 

まとめ

今回は口内炎の主な原因や歯科医院で行う口内炎の治療についてご紹介しました。

口内炎は、一時的な不快感や痛みを引き起こすことがありますが、ほとんどの場合、自然に治癒します。口内炎の予防は、虫歯や歯周病の予防と共通する部分が多く、お口をしっかりケアすることや規則正しい生活がポイントです。

症状が慢性化する場合や頻繁に口内炎ができる場合は放置せず、歯科医や専門医に相談してみましょう。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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