よく噛むことで健康寿命が変わる?「よく噛んで食べる」ことの大切さ

記事公開日:2019年5月15日/更新日:2026年2月5日

子どもの頃、「ゆっくりよく噛んで食べなさい」と言われた経験はありませんか?

実はよく噛んで食べることは、全身の健康を守る大切な習慣です。2018年より、国の特定健診の質問項目にも「噛む力」に関するチェックが加わり、噛む機能の低下と生活習慣病・肥満との関連も明らかになってきています。

今回は、よく噛んで食べることは、私たちの体にどのような良い影響を与えるのかと、予防のポイントをご紹介します。

よく噛むことで得られる6つの健康効果

歯ごたえのある食べ物を食べる

① お口の中を清潔に保つ

噛むことで唾液の分泌が増え、口の中の汚れや細菌を洗い流します。これにより、虫歯や歯周病の予防につながります。

 

② 食べ過ぎを防ぎ、生活習慣病予防に

ゆっくり噛むことで満腹中枢が刺激され、必要以上に⾷べ過ぎることを予防できます。

 

③ 脳の働きを活性化

噛む刺激は脳への血流を増やし、働きを活発にします。集中力や記憶力の向上にも関係するといわれています。

 

④ 発音や表情が良くなる

口まわりの筋肉をしっかり使うことで、発音がはっきりし、表情も豊かになります。子どもの発育や、加齢による口元のたるみ予防にもつながります。

 

⑤ 味覚の発達

よく噛むことで食材の味をしっかり感じられ、食事がおいしく、楽しくなります。

 

⑥ 胃腸への負担を軽減

細かく噛んでから飲み込むことで消化がスムーズになり、胃腸への負担を減らすことができます。

 

「よく噛めない」状態になっていませんか?

顎関節症の原因

よく噛むことが大切とわかっていても、「噛みたくても噛めない」状態になっている方も少なくありません。

歯や歯茎の痛み、虫歯や歯周病、歯を失ったまま放置している、硬い食べ物を避ける習慣など、このような状態では、自然と柔らかいものばかり選ぶようになり、栄養の偏りや全身の健康低下にもつながってしまいます。

「しっかり噛める」ことは、おいしく食べて元気に過ごすための基盤です。歯や歯茎のトラブルは、早期発見・早期治療が何より大切です。また、定期的な歯科検診を受けることで、トラブルを予防し、噛む力を守り続けることにつながります。

 

歯科医院は苦手という方へ

わかりやすい説明

歯医者さんに行かないといけないのはわかっているけど、苦手という方も少なくありません。

特に治療が必要なトラブルがない場合は、お口のチェックやクリーニングなど歯を削ることはありません。

治療が必要な場合でも、当院では、治療前にしっかり説明をした上で、できる限り痛みに配慮した治療を行っています。歯科医院が苦手であることもご遠慮なくお伝えください。

 

まとめ

今回は、よく噛んで食べることは、私たちの体にどのような良い影響を与えるのかと、予防のポイントをご紹介しました。

よく噛んで食べることは、虫歯・歯周病予防、肥満や生活習慣病対策、脳やお口周りの筋肉の活性化など、全身の健康に大きく関わっています。「最近あまり噛めていないかも…」「硬いものを避けている」そんな方は、一度お口の状態をチェックしてみましょう。

当院では、健康な歯を守るための検診や相談を行っています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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