小児矯正はいつから始める?正しい歯並びへ導く治療方法と効果をご紹介

記事公開日:2017年9月28日/更新日:2026年1月

「子どもの歯並びが気になるけれど、いつから矯正を始めたらいいの?」「どんな装置を使うの?」
そんな疑問をお持ちの保護者の方は多いと思います。

小児矯正は、あごが成長している子どもの時期だからこそできる治療があり、将来の歯並びや噛み合わせに大きく影響します。今回は、治療を始める時期や装置の種類、悪い歯並びが及ぼす影響についてご紹介します。

小児矯正は2段階で進めます

小児矯正には「第一期治療」と「第二期治療」があります。

第一期矯正治療(5〜12歳頃)

子どもの歯並び

乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期に行う治療です。あごの骨の成長を正しく促し、歯がきれいに並ぶための「土台作り」を行います。

  • あごの幅を広げる
  • 歯が生えるスペースを確保する
  • 発育に合わせて噛み合わせを整える

将来的に大がかりな矯正が必要になるリスクを減らす効果もあります。

 

第二期矯正治療(12歳〜成人)

永久歯が生えそろった後に行う本格的な矯正治療です。大人の矯正と同じく、ワイヤーやマウスピースを使って歯並びを整えます。

 

小児矯正で使用する主な装置

1.拡大床(取り外し式)

拡大床(取り外し式)

あごの幅を広げ、歯が並ぶスペースをつくります。

  • 取り外しができ、食事や歯磨きがしやすい
  • 痛みが少ない
  • 衛生的に保ちやすい
  • 装着時間を守らないと結果に影響が出るため、親子で管理が必要

 

2.マイオブレース(マウスピース型)

マイオブレース

舌・唇・頬の筋力バランスを整え、歯並びが悪くなるクセ(指しゃぶり・口呼吸など)を改善するための装置です。

  • 就寝時+日中1〜2時間の装着でOK
  • 食事・歯磨きも普段通り
  • 取り外し可能で続けやすい
  • 正しい装着とトレーニングが必要

 

悪い歯並び・噛み合わせが与える影響

お口への影響

  • 歯が磨きにくく虫歯・歯周病リスクが上昇
  • 口呼吸・あごの負担の原因になる場合も

からだへの影響

  • 噛めないことによる消化への負担
  • 頭痛・肩こりなど全身の不調につながることも

心への影響

  • 見た目が気になる
  • 発音に影響が出る場合があり、コミュニケーションでストレスを感じることがある

 

小児矯正は、こうしたリスクを早い段階で軽減する効果があります。

 

小児矯正のメリットと成功のポイント

歯磨きチェック

  • あごの成長を利用するため治療がスムーズ
  • 将来的に大がかりな治療を避けられる可能性が高い
  • 装置が装着しやすく、虫歯のリスクも少ない
  • 治療期間や費用の負担軽減につながる場合も

 

ただし、小児矯正は ご家庭でのケアや装置の管理がとても重要 です。お子さま本人と保護者の方が一緒に取り組むことで、より良い結果へ導くことができます。

 

気になる歯並びは早めにご相談ください

子どもの将来の歯並びや噛み合わせを整えるためには、早期のチェックがとても大切です。「最近口呼吸が気になる」「歯が重なって生えてきた」など、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

より詳しい内容は 当院の「矯正歯科ページ」 でもご紹介していますのであわせてご覧ください。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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