成長期の子どもに起こる歯ぎしりについて

こんにちは、瓢箪山の医療法人小川歯科医院です。
「寝ているときに子どもが歯をギリギリしている」「朝、顎が痛いと言う」そんな経験はありませんか?子どもの歯ぎしりは、成長期の自然な反応として現れることが多くあり、成長とともに自然になくなっていきます。

今回は、成長期に起こる子どもの歯ぎしりについて、なぜ起こるのか、注意した方がよいケース、親御さんができることや当院のサポートについてご紹介します。

子どもの歯ぎしりの主な原因

歯科検診

子どもの歯ぎしりは、乳歯から永久歯へ生え変わる時期に多く見られます。噛み合わせが不安定なため、無意識に歯ぎしりで調整しているのです。また、顎の筋肉や噛む力の発達に伴って歯ぎしりをすることもあります。

しかし、学校や家庭でのストレス、生活リズムの乱れ、長時間のスマホ・ゲームなども影響します。

 

注意したいサイン

ほとんどの場合経過観察で問題ありませんが、歯の欠けやすり減り、顎や頭の痛みや肩こり、口を大きく開けにくい、といったこれらの症状は、顎関節や歯の健康に影響することがありますので、歯科受診をおすすめします。

 

親御さんができるサポート

よく噛んで食べる

  • 子どもが安心できる環境を整える
  • 歯ごたえのある食材を取り入れたり、調理を工夫し、よく噛む習慣をつける
  • スマホやゲームを控える、ルールを決める
  • 歯科定期検診で、お口の成長を確認する
  • 仕上げ磨きなど口腔ケアをサポートして、お口の健康を守る

小川歯科医院でのサポート

歯科検診

当院では、子どもの噛み合わせや歯並びのチェックに加え、必要に応じて生活習慣のアドバイスを行います。歯ぎしりや食いしばりは、早期に気づき、適切に対応することで歯や顎の健康を守ることができます。

まとめ

今回は、成長期に起こる子どもの歯ぎしりについてご紹介しました。

子どもの歯ぎしりや食いしばりは、成長の一環として自然に起こることが多いものの、強すぎたり長期間続く場合は注意が必要です。親御さんが日常で観察し、生活習慣を見直すとともに、必要なときには歯科医院で相談することが、お子さんの将来の健康につながります。

お子さんの将来のために、子どものうちから歯科医院に通う習慣をつけることが大切です。そのために、当院では「こわい」「いたい」を感じさせないやさしい治療を心がけ、お子さんが楽しく通える様々な取り組みを行っておりますので、お子さんのお口のお悩みがございましたらお気軽にご相談下さい。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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