記事公開日:2021年10月6日/更新日:2026年5月13日
普段、舌の位置を意識したことはありますか?
実は「舌の位置」は、歯並びやお口の健康、さらには全身の状態にも関わる大切なポイントです。
今回は正しい舌の位置や、舌の位置が悪いことにより起こる影響や歯科医院での予防矯正などをご紹介します。
目次
まずは舌の位置チェック
まずは、ご自身の舌の位置をチェックしてみましょう。あなたはどれに当てはまりますか?
- 舌が上あご全体に軽く触れている
- 舌が上下の前歯の間にある
- 舌が下の前歯の裏に当たっている
この中で、正しい位置は「舌が上あご全体に当たっている状態」です。
正しい舌の位置(スポット)とは
正しい舌の位置は、舌の先端が上の前歯の少し後ろにあるふくらみ(スポット)に触れ、舌全体が上あごに軽く吸い付いている状態です。
この位置に舌があることで、歯やあごに適切な力がかかり、バランスの良い口腔環境が保たれます。
舌の位置が悪いと起こる影響
舌が正しい位置にない状態が続くと、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。
- 歯並びや噛み合わせの乱れ
- 口呼吸の習慣化
- お口の乾燥による虫歯・歯周病リスクの増加
- 発音や滑舌への影響
- いびきや睡眠の質の低下
- フェイスラインのたるみ
特にお子さまの場合、成長期に舌の位置が悪いと、あごの発育や歯並びに大きく影響することがあります。そのため、日常的に正しい舌の位置を意識することが大切です。
正しい舌の位置を身につけるためのポイント
① 舌の位置を意識する習慣をつける
舌は無意識に下がってしまうことが多いため、「気づいたときに戻す」ことが大切です。
デスクや洗面所など、目につく場所にメモを貼るなどして意識づけをすると習慣化しやすくなります。
食べ物を飲み込むときも、舌の位置を意識してみましょう。
② 舌やお口の筋肉を鍛えるトレーニング
舌の位置を安定させるためには、筋力も重要です。ご自宅で簡単にできるトレーニングをご紹介します。
あいうべ体操
「あー」「いー」「うー」「べー」と口や舌を大きく動かす体操です。口呼吸の改善や舌の筋力アップに役立ちます。
舌回し運動
口を閉じた状態で、歯と頬の間を舌でなぞるように大きく回します。左右それぞれ無理のない回数から始め、徐々に増やしていきましょう。
ポッピング
舌を上あごに吸い付けてから「ポン」と音を出して離すトレーニングです。舌を正しい位置に保つ力を養うことができます。
これらを日常的に取り入れることで、舌の位置の改善が期待できます。
歯科医院でできる舌のトレーニング・予防矯正
瓢箪山歯医者 小川歯科医院では、舌・頬・唇の筋肉バランスを整えるトレーニングや、原因から改善する予防矯正にも力を入れています。
特にお子さまには、マウスピース型の矯正装置を用いた「マイオブレース」による治療を行い、歯並びを悪くする根本原因(口呼吸や舌の位置など)から改善を目指します。
歯並びは「歯だけの問題」ではなく、舌や筋肉、生活習慣などが大きく関わっています。そのため、早い段階からのアプローチがとても重要です。
まとめ
今回は正しい舌の位置や、舌の位置が悪いことにより起こる影響や歯科医院での予防矯正などをご紹介しました。
舌の位置は普段あまり意識されない部分ですが、歯並びやお口の健康、さらには見た目にも影響する重要なポイントです。毎日のちょっとした意識やトレーニングの積み重ねが、将来のお口の状態を大きく左右します。
お子さまの歯並びが気になる方や、ご自身の口呼吸・舌の位置に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
お子さまの予防矯正については「マイオブレース小児矯正」ページもあわせてご覧ください。













