子どもの歯磨きについて

6⽉4⽇〜6⽉10⽇は、⻭と⼝の健康週間です。この期間は、いつもよりお⼝の中や⻭のことについて意識してみましょう。

今回は、お子様の歯ブラシ選びや、お口のケアが楽しくなるアイテムについてご紹介します。

 

いつから歯を磨けばいいの?

子どもの歯は生後6か月ごろから生え始めます。この頃は、湿らせたガーゼを指に巻き、軽くふき取る程度で問題はありません。これが歯磨きの練習にもなります。お子様の様子を見ながら、そこから徐々に歯ブラシを口に入れる練習をすると良いでしょう。

個人差はありますが、1歳ごろから自分で歯ブラシを持てるようにもなってきますので、大人の真似をしたり、かわいいキャラクタ―の歯ブラシなど、楽しみながら歯磨きをする工夫をしてあげましょう。

安全性の高い歯ブラシで、必ず保護者の方が見守ってあげてくださいね。

はじめのうちは子供だけでは上手に歯を磨くことができませんので、一人で上手に歯を磨ける小学生ぐらいまでは仕上げ磨きが必要です。できれば、永久歯が生え揃う頃まではお口のチェックしてあげると良いでしょう。

 

子どもの歯ブラシ選びについて

歯ブラシの持ち手は子供が握りやすい太め、ヘッドが小さく、毛は子供の口に優しいやわらかめを選びましょう。お子様が小さいうちは、喉を突かないようにリングが付いているものや、ハンドル部分が柔らかく曲がる歯ブラシが安全です。

子どもの歯ブラシ

保護者の方の仕上げ磨きも大切です。仕上げ磨きには、大人が持ちやすい歯ブラシの柄が長く、ヘッドの小さい仕上げ磨き専用の歯ブラシを選びましょう。

⼦ども⽤の歯ブラシには、乳⻭列期⽤、混合⻭列期⽤、仕上げみがき⽤など様々です。市販の⻭ブラシのパッケージに年齢の⽬安を書いているものもありますので、年齢に合わせて選ぶと良いでしょう。

仕上げ磨き

どんな歯ブラシを選んだらいいかわからない場合は、ぜひ歯科医院でご相談下さい。お子様のお口の成長に合った歯ブラシをお選びいたします。

 

お子様の歯磨きの注意

お子様が小さいうちは、歯磨きをしながら動き回ってしまうこともありますので、歯ブラシを口にくわえたまま転倒してしまったり、歯ブラシが喉の奥に当たってしまうこともありますので、保護者がしっかり注意してあげましょう。

 

⻭みがきが楽しくなるアイテム

当院で取り扱っている⻭みがきが少しでも楽しくなるお⼦様向けのアイテムをご紹介いたします。

 

⼦供⽤のフッ化物配合ペースト

⽇常使いできるフッ素(フッ化物)配合ペーストです。当院でもお⼦様のお⼝のケアをするときに、好きな味を選んで喜んでもらっています。泡立ちが少ないので、お⼝の中が泡でブクブクならず、初めてでも使いやすい⻭磨き粉です。

歯みがきペースト

 

キシリトールタブレット

奥⻭で噛めるようになる2歳ごろから⾷べられる、⽢味料が100%キシリトール(お砂糖などの⽢味料は不使⽤)のタブレットです。上⼿に⻭磨きができたご褒美にもいいでしょう。

キシリトール

 

⼦供⽤フロス

⼩さなお⼦様のお⼝にも安全に使える、⼩さめの⼦供⽤フロス。クマがかわいく、お⼦様に⼈気です。

子ども用フロス

 

Check-up洗⼝液

フッ素(フッ化ナトリウム)で⻭質を強化して⾍⻭を予防します。

洗⼝液なので隅々まで⾏き渡りやすく、フッ素がお⼝に多く保持されます。お休み前などにフッ素⼊りの⻭磨き剤と⼀緒に使うのもより効果的です。さっぱりしていてお⼦様でも使いやすい洗⼝液です。

洗口液

 

 

お⼦様の成⻑に合わせて正しくケアグッズを使いましょう。どれがお⼦様にあっているか、どうやって使えばいいか、またお子様だけでなく大人用のケアグッズも取り揃えておりますので、お気軽にスタッフまでご相談ください。

また、当院のお子様の歯科健診では、正しいケアの方法や、虫歯予防、歯並びの確認等を行っております。早いうちから虫歯になりにくいお口の環境作りをしていきましょう。

 

参考

ライオン https://www.lion-dent.com/client/

ロッテ http://lotte-shop.jp/shop/e/exyltab/

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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