器質的口腔ケアと機能的口腔ケア

お口は見た目だけでなく機能的にも健康であることが大切です。お口を健康に保つ口腔ケアは「器質的口腔ケア」と「機能的口腔ケア」の2種類に分けられます。この2つのケアは介護のケアで用いられることが多いですが、介護に関係なく、みなさんに実践していただきたい内容です。

今回は「器質的口腔ケア」と「機能的口腔ケア」についてご紹介いたします。

 

器質的口腔ケアとは

ホームケア

器質的口腔ケアとは、お口を掃除して清潔に保つためのケアです。皆さんが日常的に行っている歯磨きもこの器質的ケアに当てはまります。歯をきれいにするだけでなく、歯茎や舌や頬、お口の粘膜などに付着した汚れやプラーク(歯垢)や細菌をきれいに取り除くことも含まれます。

 

機能的口腔ケアとは

お口のトレーニング

機能的口腔ケアとは、私たちが普段無意識に行っている食べる・話す・表情を作るなどの口腔機能を、維持・回復を目的としたケアのことです。お口周りの筋肉や舌を動かすトレーニング、マッサージを継続して行うことが大切です。

 

よくむせるようになった、食べこぼしが増えた、口が渇きやすい、柔らかいものを食べることが増えた、自分の歯が少ないなど思い当たることはありませんか?これらは、些細な変化で気が付きにくいですが、口腔機能の低下(オーラルフレイル)の入り口かもしれません。

器質的口腔ケアと機能的口腔ケアを組み合わせることで、よりお口も身体も健康につなげることができます。

 

口腔ケアの効果

お口のトラブルを防ぐ

お口のトラブルを防ぐ

正しい口腔ケアを行うことで、虫歯や歯周病などのお口のトラブルを減らすことができます。そのためには、歯科医院での定期検診や歯磨き指導を受け、正しい歯の磨き方を身に付けることともに実践することが大切です。デンタルフロスやフッ素配合の歯磨き剤の併用も効果的です。

 

からだの健康を守る

からだの健康を守る

お口のトラブルは、全身にも影響を与えます。口腔ケアは風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症予防に繋がります。また、誤嚥性肺炎や心疾患、糖尿病、早期低体重出産などのリスクを減らすことができます。

 

QOL向上

QOL向上

QOLとは生活の質のこと。お口が健康であることで、好きなものを美味しく食べることができる、はきはき喋り、表情豊かにコミュニケーションを取ることができる、お口が健康であることで、からだの健康をはじめ、生活の質を向上させることに繋がります。

 

まとめ

健康なお口を維持するためには、口腔ケアに関する正しい知識をつけ、ご自身のお口に関心を持つことが大切です。そのためには、安心して相談できるかかりつけの歯科医院をもち、一緒にお口の健康を守っていきましょう。

当院は、厚生労働省指定かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所です。地域の医療機関と連携しながら、一人の患者さんを乳幼児から生涯にわたり安心・安全な歯科医療を提供してまいりますので、お気軽にご相談下さい。

 

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瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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