よく噛むためのポイント

前回は、噛まないと私たちのお⼝にどのような影響があるのかお話しましたが、よく噛むためにはどのような事をすればいいのでしょうか。よく噛むためのポイントを押さえておきましょう。

 

よく噛むための姿勢

⾜の裏をしっかり床につけて椅⼦に座りましょう。特に⼩さいお⼦さんは⾜元がぶらぶらならないように台を置いて⾜が床に着くようにしましょう。
テレビを⾒たり、ながら⾷べをしないようにして、⾷事に集中しましょう。
食事の姿勢

 

調理方法を工夫する

噛み応えのある⾷材を使う

噛み応えのある⾷材を、いつもの⾷事に加えるだけで噛む回数がアップします。繊維質の多い野菜や弾⼒のあるこんにゃくなどの素材を使⽤したり、トッピングにナッツ類を使うだけでも噛む回数に変化が出てきます。
噛み応えのある⾷材を軟らかいものと組み合わせると、⾷感に変化が出て飽きずに⾷べやすくなります。

 

⾷材を⼤きく切る

同じ⾷材でも切り⽅ひとつで噛む回数は変化します。例えば、薄切りにしていたキュウリを乱切りにするなど無理のない程度に⼯夫しましょう。
食べ物の切り方を工夫する

 

柔らかくし過ぎない

煮込みすぎたり炒めすぎると、噛み応えのある⾷材や切り⽅を⼯夫した⾷材が柔らかくなりすぎてしまいます。
必要以上に⾷材に⽕を通し過ぎないようにしましょう。

よく噛むためのレシピも様々なものが公開されていますので、参考にしてみてくださいね︕
●噛む︕カム︕レシピ(テーマパーク8020) https://www.jda.or.jp/park/knowledge/index13.html

 

噛む回数を意識する

ひとくち30回以上噛むことを⽬標にして⾷事をしてみましょう。少しでも意識することで噛む回数に変化が出ます。

噛む回数

 

飲み物で流し込まないようにする

飲み物と⼀緒に⾷事をすると、まだあまり噛んでいない⾷べ物を飲み物で流し込んでしまうこともあるため、しっかり噛んでから飲み込み、飲み物はその後に飲む習慣をつけましょう。

 

 

ゆっくり⾷べる

急いで⾷事をすると、よく噛まずに飲み込んでしまいがちです。時間に余裕をもって、ゆっくり味わって⾷事をしましょう。

早食いに注意する

 

⾷べることを楽しむ

楽しい食事

⾷事を楽しむことは、⾝体にも⼼にも⼤切な事です。誰かと⼀緒に⾷事をしたり、好きなものを⾷べたり、楽しんで⾷事をしましょう。

そのためにもご⾃⾝の⻭で⾷事ができることは食事の喜びにもつながりますので、しっかりケアもしていきましょう。

 

参考
テーマパーク8020 https://www.jda.or.jp/park/eatright/

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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