歯がしみる!どうしたらいいの?原因や対処法について

記事公開日:2021年7月21日/更新日:2024年1月9日

歯の痛み

皆さんは歯がしみる時どうしていますか?歯がしみる原因は知覚過敏だけではありません。

今回は歯がしみる仕組みや主な原因と予防方法についてご紹介します。

歯がしみる仕組み

歯がしみる仕組み

歯は、エナメル質、象牙質、歯髄(神経)などで成り立っています。健康な歯は、根元が歯肉(歯茎)でおおわれていますが、何らかの原因で歯の根元が露出することで、冷たいものや温かいもの、歯磨きなどの刺激が、歯髄に伝わりやすくなり、しみると感じるようになります。

 

歯がしみる主な原因

  • 加齢で歯茎が下がった
  • 歯を力強く磨くことで、歯に傷がついたり、歯肉が退縮した
  • 歯ぎしりや食いしばりによる歯の摩耗や破折
  • 歯周病による歯茎の退縮
  • 虫歯が進行して象牙質が露出した など

 

歯がしみてしまったら

歯科医院での相談

歯がしみる状態を放置すると、⻭ブラシを当てるだけで痛みが出るため、⻭磨きが不⼗分になります。そのため⻭に汚れがたまり、虫歯や⻭周病が進⾏してしまうこともありますので、気になるときに⻭科医院で相談しましょう。

虫歯や歯周病などのお口のトラブルがある場合は治療を行います。一次的にしみる場合は、専用の薬を塗ったり、コーティング剤でカバーすることで刺激を和らげます。

⻭ぎしりや⾷いしばりが原因の場合は、ナイトガード(マウスピース)で⻭や⻭茎への負担をできるだけ減らすようにします。

歯の磨き方や歯ブラシ選びのアドバイスもいたしますので、当院までお気軽にご相談下さい。

 

まとめ

今回は歯がしみる仕組みや主な原因と予防方法についてご紹介しました。歯がしみる場合はお口のトラブルのサインかもしれません。

ご自身で判断せず、かかりつけの歯科医院で相談することをおすすめします。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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