⻭磨き粉について

先⽇11⽉8⽇はいい⻭の⽇でした。
こういった⽇をきっかけに、ご⾃⾝の⻭について考えてみる機会になるといいですね︕
今回は、⾝近なところで毎⽇の⻭磨きに使う「⻭磨き粉」、どんなものを使っていますか︖最近ではたくさん種類がありますね。どんなものを使ったらいいのか迷われたことはありませんか︖
⻭磨き粉選びの参考に、⻭磨き粉について見ていきましょう。

歯ブラシと歯磨き粉

⻭磨き粉の役割

⻭磨き粉には、汚れを落とす・つきにくくする、⻭の⽩さを保つ、⼝臭を防ぐといった役割があります。
しかし⻭磨き粉を使えば良いというものではありません。
泡がぶくぶくなると、それだけできれいになった気がしますが、逆にそのせいで⻭を磨く時間が減り、さらに磨き残しが増えてしまうといたことも…。
正しい⻭磨き⽅法できちんと⻭を磨く際のサポートとして使うといいでしょう。

 

⻭磨き粉の種類いろいろ

⼀般的には発泡剤が含まれており泡がでるものや、研磨剤が含まれており汚れを落としやすくするものが多いです。
発砲剤が⼊っているものは、お⼝の中に⻭磨き剤を広げる効果がありますが、先ほどもお話したように、⻭がきれいになった気になってしまったり、⻭を磨く時間が減ってしまったりということもあります。そういった場合には、泡⽴ちの少ないまたは発泡剤の⼊っていないものを選ぶといいでしょう。

研磨剤は⻭の汚れを除去してくれますが、その半⾯、⻭の表⾯を傷つけてしまうこともあります。気になる場合は低研磨または研磨剤が含まれていない⻭磨き粉が良いでしょう。⻭ブラシの⼒の⼊れ具合も併せて気にしてみましょう。優しく磨いてくださいね︕

フッ素(フッ化物・フッ素化合物)が配合されているものは、⾍⻭予防に効果的です。また⻭磨き後のうがいは、できるだけ少なくして、お⼝の中にフッ素をとどめましょう。

フッ素の働き

⻭磨き粉の中には、「⻭周病予防」や「⻭を⽩くする」「しみるのを防ぐ」などトラブルに合わせたものもあります。それぞれ効果が異なりますので、ご⾃⾝のお⼝のお悩みに合ったものを選びましょう。

お⼝の汚れを落とすためには、⻭磨き粉選びの前に正しい⻭磨き⽅法を⾝に着けることが必要です。そのことを踏まえたうえで、サポート役として⻭磨き粉選びをしてみましょう。

歯磨き

参考

・公益財団法⼈ 8020推進財団
https://8020zaidan.or.jp/info/meister/advice_04/

・はじめよう︕やってみよう︕⼝腔ケア

歯磨き粉の使用

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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