歯に良い食べ物・悪い食べ物を知っていますか?なんとなく甘いものは歯に良くなさそう…というイメージがあるかもしれませんね。
先日、小学校の口腔衛生指導で小学1年生に歯に良い食べ物・悪い食べ物を質問したところ、積極的に手を上げて答えてもらい、知識の豊富さにびっくりしました!!
そこで今回は、歯に良い食べ物・悪い食べ物とはどのような特徴で具体的にどんな食べ物か、上手に食べて虫歯を予防するポイントなどをご紹介しますので、小学1年生に負けないようにしっかり知識をつけて上手に虫歯予防してくださいね。
歯に良い食べ物・悪い食べ物とは?
まずは、歯に良い食べ物・悪い食べ物とはそれぞれどんな特徴があり、具体的にどういった食べ物か見ていきましょう。
歯に良い食べ物
歯に良い食べ物は、主に歯を強くする、お口の汚れを落としてくれるものを指します。
以下のような特徴が挙げられます。
- 自然の甘み、噛み応えがある、食べかすが残りにくい
- カルシウムやタンパク質、ビタミンA・ビタミンCなど、歯を強くする栄養が含まれている
- 食物繊維を多く含んだり、噛み応えがあり、あごの発達や唾液の分泌促進になる
- 虫歯予防になるキシリトール配合や、カテキンが含まれている など
よく噛むことで素材の旨味や甘みを感じられたり、料理のアクセントになる食材が多くあります。
具体的には、野菜類や芋類、果物類、乳製品、ナッツ類、干物などです。
歯に悪い食べ物
歯に悪い食べ物とは、虫歯になりやすい食べ物のことを指します。
以下のような特徴が挙げられます。
- 砂糖や油を多く含んでいる
- 歯にくっつきやすい
- 口の中に残りやすい
- 酸性が高い
歯に悪い食べ物を食べた後は、口がねばついているような感覚があったり、甘さがしばらく残っている様に感じることが多くあります。
具体的には、ガムやキャラメル、アメ、ジュース、チョコレートなどです。
歯に悪い食べ物は食べちゃダメなの?
歯に悪いからと言って食べてはいけないわけではありません。また、歯に良い食べ物を食べていれば虫歯にならないわけではありません。それぞれに栄養がありますし、好きなものを楽しく・おいしく食べたいですよね。これらを組み合わせて、上手に食べることが大切です。
虫歯になりにくい食べ方のポイント
- 歯に良い食べ物・悪い食べ物の特徴を知り、バランスよく選ぶ
- 飲食の回数や時間を決めて、だらだら食べをしない
- 何でもよく噛んで食べる
- 食事に集中し、ながら食べをしない
- 飲食をしたらうがいや歯磨きをすることを心がける
- 規則正しくバランスの良い食事する
まとめ
今回は、歯に良い食べ物・悪い食べ物とはどのような特徴で具体的にどんな食べ物か、上手に食べて虫歯を予防するポイントなどをご紹介しました。
色々な食べ物をバランスよく、楽しくおいしく食べて、食べた後は歯磨きなどの口腔ケアをしましょう。歯科定期健診も忘れずに。
ご自身の健康な歯で好きなものを食べて、心もからだも豊かな生活を送りたいですね。