安心して来院していただくための衛生管理

新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年以上が経ちました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ご自身の判断で治療を中断する患者さんが増えたり、自粛生活による全身の健康状態の悪化が心配されています。

吉村洋文氏(大阪府知事)がツイッターで「大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。(吉村洋文(大阪府知事)@hiroyoshimura 1月19日より引用)」といった内容のツイートを投稿されました。

歯科医院ではお口の中を削ったりしたときに、唾液や削りカス、水や血液の飛び散る場面が多くあるため、常日ごろから清掃や診療器具の洗浄・滅菌、クリーンな空気の維持など感染症対策をしっかり行っています。それに加えて、新型コロナウイルス対策としてさらに様々な取り組みをしています。

必要な治療を先延ばしにすることで、健康被害を招く可能性もございますので、安心して来院して頂くために、今回は当院で具体的にどのような衛生管理をしているかを改めてご紹介いたします。

 

滅菌・洗浄

お口に入れる診療器具は、患者さんごとに洗浄・滅菌しており、清潔な専用棚に保管し、使用する直前に開封します。

高圧蒸気滅菌器・ハンドピース洗浄器などの各種滅菌機器を取り揃えております。

滅菌・洗浄

 

使い捨て製品の活用

エプロン、コップ、グローブ、注射針など滅菌できないものは使い捨て製品を使用し、患者さんごとに新しいものに取り換えます。

使い捨て製品の活用

 

口腔外バキューム

治療中に⾶び散る⽔や唾液・⾎液、⼊れ⻭や⻭科素材を調整する時に発⽣する削りカスや⾦属の破⽚、またその際に発⽣するにおいなどを吸い込む装置のことです。お⼝の中で使⽤する⼝腔内バキュームでは吸いきれない唾液や⾎液などを、⼝腔外バキュームを合わせて使うことで⾶び散りを防ぎます。来院される患者様や働くスタッフの健康を守ると同時に診療室内を清潔に保ち、院内感染対策に活躍しています。
口腔外バキューム

 

診療チェア周りの清掃

チェア周りは患者さんごとにアルコール消毒をします。特にうがいなどの飛び散りがないように、水回りも念入りに清掃しています。

診療チェア周りの清掃

 

医療用空気清浄機

大型の医療用空気清浄機により、院内の空気を清潔に保っています。また、定期的に換気も行っています。

医療用空気清浄機

 

入り口での対策

医院の入り口は自動ドアになりました。スリッパはアルコール消毒しております。

来院時には受付にて自動検温器で患者さんの発熱などの体調を確認させていただいております。ご協力をお願いいたします。

 

スタッフの対策

スタッフは抗体検査を行うなど全員健康管理を徹底。こまめな手洗いと手指の消毒も欠かせません。

診療時にはサージカルマスク、ゴーグル、外科用手袋等を着用しています。

スタッフの対策

 

臨時 屋外待合室の設置

院内での3密の回避に臨時の屋外待合室を設置しております。

院内の待合室がいっぱいの時や、外で待たれたい方は受付をした後にご利用ください。屋外は温度が寒い・暑いなどございますので、お車で来院される場合は、お車でお待ちいただくことも可能です。

駐車場も余裕をもってご用意しておりますのでご安心ください。

臨時屋外待合室の設置

 

「みんなで安心マーク」の取得

日本歯科医師会が発行する、新型コロナウイルス感染症等感染防止対策実施歯科医療機関「みんなで安心マーク」を取得しました。この「みんなで安心マーク」は、患者様が安心して歯科医院にご来院できるよう、感染防止対策を徹底している歯科医院に対して発行されます。

みんなで安心マーク

この他、ドアノブや手すりなどのアルコールでの清拭、お手洗いや水回りの掃除など、様々な対策を行っています。地域の皆さまに安心して受診していただくため、引き続き感染対策に努めてまいります。

ご心配・不安なことなど何かございましたらお気軽にご連絡下さい。

瓢箪山の歯医者・医療法人小川歯科医院院長・歯科医師 小川清二

記事監修医

瓢箪山の歯医者
医療法人小川歯科医院
院長・歯科医師 小川清二

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